今回の内容
こんにちは!PhotoLifeBlogのYokeです。
今回はPhotoshop(CameraRaw 13.2)から搭載された新機能、『スーパー解像度』について使い方解説したいと思います!

AIさまさま!
では、いってみましょ。
スーパー解像度って?
まずはスーパー解像度について簡単に。
スーパー解像度は、
「見かけの解像度を上げることで写真の品質を向上させる処理のこと」
らしいです。
何百万枚の写真で鍛えに鍛えたAIを使って、ピクセルを適切にアップサンプルできるように、その周囲のピクセルを分析してコンテキストを得る方法をコンピュータに学習させたんですって。

そして得られた解像度はなんと、、
2☓2の4倍!!
1000万画素のカメラで撮った写真が、なんと4000万画素の写真になってしまうということですね。高画素のカメラ高いですから、、、とてもありがたい。
スーパー解像度の使い方
今回はRAWファイル使ってやりますね。jpegとかはちょっとやり方違うみたい。
RAWファイルが分からない人は是非この記事を!
ではまず、Finderから調整したいファイルを選んで右クリック!「Photoshopで開く」を選んでください。

するとこのようなCamra Raw 13.2の画面が出てきます。
写真の上で右クリック。

『強化』を選びます。

『スーパー解像度』にチェックを入れて『強化』!だいたい表示の目安の時間通りに完了します。
これで終わりです(^^)
元画像と作成された画像を拡大して並べてみますね。


右がスーパー解像度を使った写真です。
明らかに解像度が違いますよね。
実際のデータも


画像サイズ4倍です(* *)
いつ使うの?
画質を決める要素の一つである解像度を増やせるのはとても嬉しけど、スマートフォンやタブレット、パソコンで写真を見るなら1000万画素もあれば十分だと思うこの時代。
どういう場合にこの機能が役に立つか、紹介していきます!
望遠レンズの性能が足りないとき
まずはじめに思ったのが、

あれ、これ欲しかった望遠レンズ買わなくても大丈夫かも、、
です。
例えば、2000万画素のカメラで写真を撮ると、2000画素の写真が出来上がりますよね。
2000万画素の写真でスーパー解像度使うと8000万画素。
その8000万画素を4分の1にトリミングしても2000万画素の写真なんですよね。

なので、写真をトリミングしても画素数を保てるので、その分望遠のレンズで写真を撮ったときと同じ効果が得られます。
焦点距離で換算すると2倍です。
メリットその1:手持ちレンズの焦点距離が2倍になる
トリミング自体もだいぶハードルが下がります(^^)
APS-C機だったら、もともと焦点距離1.5倍分もあるし、フルサイズカメラでもAPS-Cモードで更に1.5倍分稼げると思うと、助かる方も多いのではないでしょうか!
大判で印刷したいとき
次に思ったのが、

大きめのポスターぐらいのサイズで印刷して部屋に飾ろっかな
です。
画素数小さいと、どうしても大きめに印刷すると解像感荒くなってびみょーな仕上がりになりますよね。その点このスーパー解像度の機能で画素数上げちゃえば大丈夫。
スーパー解像度で画素数上げて、A3とかA2、A1印刷とかもいいなあと夢見てしまいました。
おわりに
この機能はLightroomにも実装予定みたいですよ!
最後に、今日使った今年の桜の写真を現像しました(^^)

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