今回の内容
カメラのレンズの前面につけるこのようなフィルターを知っていますか。
フィルターを付けたほうが良いとは聞くものの、プロテクトフィルターやNDやPLフィルター、ソフトフィルター、クローズアップフィルターと色々種類があって何がどう違うのか、初心者に必要なのはどれか選ぶのが難しいですよね。

今日はレンズフィルターについて、どんな種類があるのか紹介します。
結論から言うと、プロテクトフィルターは初心者必須です。
まず覚えるべきはプロテクトフィルターです。
余裕出てきたらNDフィルター、PLフィルターという感じです。
とりあえずこの3つを知っておけば後はおいおいで大丈夫です。
プロテクトフィルター
プロテクトフィルターの役割
レンズフィルター入門として初心者必須のフィルターです。
役割はその名の通り、レンズを衝撃や傷、汚れから守ることです。
カメラはレンズが汚れてしまうと綺麗に写りません。ゴミや油汚れ、指紋汚れも写真に映り込みますしシャープさにも影響を与えてしまいます。
常に清掃して綺麗にしたいのですが、いかんせん清掃で傷をつけてしまいそうで怖いんですよね。

初心者の頃って特にレンズは高くてようやく買った大切なものですから。
そこで、このレンズプロテクターを常に付けておくようにするんですね。
汚れた場合はプロテクトフィルターを清掃します。
そうすることで清掃も気兼ねなく行なえますし、傷がついたとしてもフィルターを交換するだけですみます。
コーティングについても色々種類がありますが、初めての際は安いもので構わないと思います。
レンズフードとの併用
レンズを守るという意味で、レンズフードとの併用もできます。
レンズと径のあったフィルターであればレンズフードは問題なくいつものように使えます。
私はプロテクトフィルターとレンズフードは併用しています。
物理的に守るためにも併用がおすすめです。


NDフィルター
NDフィルターの役割
NDフィルターはレンズから入る光の長を調節するために使います。
イメージはサングラスですね。
露出調整に用いるF値、シャッタースピード、ISO感度に次ぐ第4のギミックです。


ND2とかND4って書いてあるのは何?
商品詳細の所にND2とかND4とかのスペックが記載されていると思いますが、ND2というのは光の量を半分に減らすという意味です。
ND4になるとさらに半分なので最初の状態の1/4になります。
カメラの光の量の考え方では光の量を半分にすることを露光を1段下げるとも言います。
なので3段分光の量を減らしたいときはND8のNDフィルターを使うことで達成できますね。


NDフィルターを使う場面
NDシャッターを使いたい場面はだいたい3つです。
1つ目はスローシャッターで撮りたいとき。
白滝のや花火の写真や水面の波を止め静寂を表したいときなど、シャッタースピードで入りすぎる光をNDフィルターで減らしてあげることが有効的です。
2つ目は明るい場所で開放F値で撮りたいときです。
F値を全開放したいのにシャッタースピードをいくら早くしても、ISO感度を限りなく低くしてもまだ明るい状況のときにNDフィルターで調整することができます。
3つ目は動画撮影時です。
動画撮影時はシャッタースピードをFPSの1倍もしくは2倍に固定して撮るとより良い映像が残せます。
そのためにNDフィルターが必須と言われていますが、この辺はそうなんだ程度で大丈夫です。

どれぐらいのNDのものを買ったら良いの?
はじめのうちはどれくらいのNDのNDフィルターを買えばよいか予想が立ちませんよね。
そこでおすすめするのが可変式のNDフィルターです。
可変式のNDフィルターはNDの調整ができるんですね。
ND2〜32とか8〜128など記載されています。
どうしても結局は自分で試してみないと分かりませんし、はじめのうちは何個も用意できません。
是非こうした出来るだけ幅の広い可変式NDフィルターを使って、まずは撮影してみてください。
とりあえず最初はND2〜32とか8〜128で良いかと思います。
気に入ったり、撮影してもっとNDの高いものが欲しくなった際は追加で検討してみてください。
あ、そういえばNDフィルターを付けるとレンズ先が少し大きくなるのでレンズフードが付けられなくなっちゃいます。
私はこのときはしょうがないと割り切っています。

PLフィルター
PLフィルターは偏光膜を利用したレンズフィルターです。
フィルターを回転させることによって水面反射などによって発生する偏光をカットすることができます。
そのためガラスや海、水面の反射光を減らすことが出来るので、鮮やかな発色やコントラストをえることが出来るんですね。
透明度の高い海なんかでは水中までくっきりと写し、透明感も味わうことができます。
青空もより青く写すことができます。
風景写真を撮る人には特に重宝されるフィルターです。
買うときの注意
おまけで1つだけ購入時の注意を。
フィルター径の選択だけは間違わないように注意しましょう。
レンズに付けるので、レンズのフィルター径を確認してお右乳する必要があります。
よくφ40.5など、レンズ本体や、ネットでレンズのスペックを調べたら記載があります。
それを見て選んでください。

まとめ
3種類のフィルターについて紹介しました。
特に初心者オススメはプロテクトフィルターですね。
レンズは高い買い物ですからしっかりと保護してあげてください。
NDやPLフィルターは少し余裕が出てきたら試してみたら良いと思います。
どちらも必須というよりはより上手くなるために!という感じですので、時期を見て是非ご検討を!




コメント