今回の内容

ズームレンズってどうなんだろう
今回のキーワードは
ズームレンズ
について
レンス選びや作例を見るときに分かりやすくなるよう解説します。
ズームレンズの基本
まず、ズームレンズとは
焦点距離をある程度の範囲内で変えられるレンズ
とことを言います。
電子ズーム(スマホで2本指で広げるやつ)と違って、1枚の写真中の画素数が変わらないから解像感が保たれます。


だから一眼のカメラはズームしても綺麗に写るんだね
ズームレンズのメリット
ズームレンズのメリットは、なんといっても
焦点距離を自由に変えられること
です。
ズームレンズには大きく分けて
- 広角ズーム
- 標準ズーム
- 望遠ズーム
の3つがあります。
大体で言うと
- 広角ズーム 16~35mm
- 標準ズーム 24~70mm
- 望遠ズーム 70~200mm
ぐらいのイメージです。
それぞれの焦点距離についてのイメージはこちらをどうぞ。

特に標準ズームは便利ズームとも言って、これひとつあれば旅行もOK
ひとつあればなんでもいけるね

焦点距離の異なる単焦点レンズを複数持っていったり、いちいち交換したりする手間が省けるのは本当にもうとてもめちゃくちゃ魅力的です。
開放F値の変動
ズームレンズには大きく分けて2種類あります。
焦点距離によって開放F値が変わるレンズ
と
焦点距離によって開放F値が変わらないレンズ
です。
焦点距離によって開放F値が変わるレンズの方が値段は安いです。
ただそういったレンズは開放F値3.5までしか下げられなかったりと暗いレンズが多いです。
こんな記載のレンズです。
24-70mm F3.5-5.6
焦点距離24mmで開放F値3.5、焦点距離70mmで開放F値5.6となることを表しています。

キットレンズがそれだね
僕はこれがあまり好きではありません。
望遠なら開放F値が可変で暗いレンズでも背景ボケも十分に楽しめるので良いのですが、
特に広角側ではおすすめしないです。
F値低くないと全然ボケないです。
広角、標準域ならば焦点距離によって開放F値が変わるレンズよりも
素直に単焦点レンズを買うことをおすすめします。
その方がボケた写真も、全体的にキリッとした写真もどちらも楽しめます。

小三元と大三元レンズ
逆に焦点距離によって開放F値が変わらないレンズはめちゃくちゃおすすめです。
よく言われるのが、F値4.0通しの
小三元レンズ
と、F値2.8通しの
大三元レンズ
です。
特に大三元レンズはどの焦点距離でもF値2.8なのでとても明るく扱いやすいです。
純正レンズの値段はめちゃくちゃ高いですが、Sonyで言うとTamronなどのサードパーティから安くて高品質のレンズが出てきています。
しかしSonyのAPS-Cレンズは標準ズームが純正品しかないので注意です。
ただ価格は高いですが、とても便利で綺麗に写る人気のレンズです。
まとめ
いかがでしたか。
僕的には
広角・標準域なら
単焦点か大三元ズーム
望遠域なら
価格次第でどれでもOK
という感じです。
是非皆さんの参考になれば。


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